愛犬の歯石取り、小型犬は特に要注意な理由

1. はじめに:犬の歯医者は「贅沢」じゃない!

先月、推定9歳になる愛犬(コーギー&パピヨンmixの保護犬)の歯のクリーニングを決行しました。

アメリカのクリーニングは、単なる「お掃除」ではありません。事前のコンサル、詳細な血液検査、そして全身麻酔を伴う「手術」さながらのプロジェクト。健康診断時に出された見積もりを見て、そのあまりの金額に正直ひるみました。

他ならもっと安いかも……」と、友人たちの口コミを頼りに別の獣医さんを訪ね、再びコンサルと血液検査。肝臓の数値も無事で、ようやく「犬生初めてのクリーニング」へと漕ぎ着けました。

当日は朝一番にドロップオフ。前夜からの絶飲食で喉はカラカラ、不安そうな顔の愛犬を預けるのは胸が締め付けられる思いでした。しかも数日前の大雪の影響で予約が押しており、お迎えに呼ばれたのはなんと夕方の6時。2回の散歩以外はずっとケージの中で、どれほどのストレスだったことか……。

ようやく再会した愛犬の歯はピッカピカ。しかし、ひび割れやグラグラしていた歯が3本見つかり、抜歯となりました。

帰宅後も麻酔が抜けず、足元はふらふら。大好きな食事も一切受けつけず、夜には痛みのせいか私の横で「ウーウー」と小さく泣き続け、2度の嘔吐。ひたすら撫でて眠れない一夜を過ごしました。

翌日から徐々に回復し、2週間後には元通りの食事に戻れましたが、今回かかった総額は……

合計:約$2,047(約31万円)

  • 診察料: $100
  • 血液検査: $182
  • クリーニング・処置代: $1,765.31

まさに目が出るような金額。けれど、全身麻酔の負担を考えれば「10歳を過ぎたらもうできない」。愛犬のこれからの数年を健やかに過ごしてもらうための、最初で最後の大きな投資だったと思っています。

2. 日米比較:クリーニングの驚きの差

アメリカの費用に驚きますが、それだけ「歯の健康=全身の健康」という意識が徹底されているようです。

調べてみるとアメリカではペットの歯のクリーニングが一般的に普及していると出るけど、住んでいる地域などでも差があるのではないかと思います。日本でも近頃普及し始めてきているとのこと。費用の差は、人間の日米医療費の高さと比例していますね。

費用目安   日本3万〜10万円前後   アメリカ7.5万〜20万円超

3. なぜ小型犬は「歯周病」になりやすいの?

「小型犬は特に注意」と獣医さんに言われました。

  • 歯が密集: 小さな顎に42本の歯がギチギチ。隙間に汚れが溜まりやすい。
  • 乳歯の残り: 抜けなかった乳歯がさらに汚れをキャッチ。
  • リスク: 悪化すると骨が溶け、顎がポッキリ折れることも……。

4. まとめ:最大の節約は「毎日のケア」

愛犬の体への負担と高額なクリーニング費用を経験して痛感したのは、**「日々の歯磨きこそが最大の節約であり、愛」**だということ。

1週間に2回ぐらい歯磨きをしていたけど、歯がピッカピカになったことをきっかけに今は毎日習慣づけてやるようになりました。

歯ブラシでの歯磨きを嫌がるわんこのためにclothの歯磨きセットが売っていますが、どっちが効果があるか獣医さんに聞いたところ

獣医さんからお勧めされた歯磨き粉のサンプル

ダントツで”歯ブラシ”とのことです。

皆さんの愛犬のデンタルケア、今日から見直してみませんか?

Meridien
3ヶ国9年間の帰国子女時代を経て、現在は永住者としてアメリカ在住。「境界線のない世界で自分らしく生きること」。これまでの経験や文化の狭間での葛藤の記録をしたためたライフログです。
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